Our story其々のストーリー
Kayoko Takano
2017年6月入社 看護師信頼関係を築き、利用者様に寄り添う。
保育士から看護師の道へ。
私の夢は、保育士になることでした。
姉が保育士をしており、働いている姿を近くで見ていたことがきっかけだったと思います。
高校卒業後、私は保育士になるため専門学校に通いました。
私の夢が保育士から看護師に変わったのは、病院の保育実習でした。
実習先の病院には、小児の癌や免疫が弱いことが原因で保育園に通うことができない子供がたくさんいたんです。
この子達を支えるには、保育の知識を持っている看護師になる必要があると考えました。
そこから私は保育士の資格を取得した後に、看護師学校に通い看護師の資格を取得しました。
最初に勤めた病院では、混合病棟を担当しました。
新生児から高齢者まで患者様の年齢層が幅広く、疾患など個別性に合わせた看護が必要だったので、とても良い経験ができたと思います。
しかし当時は夜勤が多かったんです。
結婚するまではそれでもよかったのですが、出産や育児を考えるとこのまま続けることは難しいと思い退職しました。
看護師として新しい挑戦。
出産や育児を大切にしたいという気持ちと、看護師として新しいことに挑戦したいという気持ち。
私の求めている「日勤で働ける」+「新しい挑戦」という条件が揃っていたのがクリオです。
当時訪問看護は未経験入社の場合、「看護師歴5年以上」が条件になっているケースがほとんどでした。
私は看護師歴が5年目。条件としてはぎりぎりクリア。
すごく緊張しながら応募したことを今でも覚えています。
実面接では緊張していた私に温かくご対応くださり、入社後の働き方だけでなく、訪問看護に対する想いや今までの経験等を時間をかけて説明してくださいました。
そのため面接前に抱いていた不安も少しずつ消えていき、クリオで働いてみたいと思うようになり入社することになりました。
「1人」ではあるが、「独り」ではない。
たくさんの方に支えてもらったからこそ、これからは支えたい。
訪問看護未経験の方で一番心配なことは、利用者様のご自宅へ1人でお伺いする時ではないでしょうか。
私も怖かったです。
今まで患者様に1人で対応することはあっても、同じ空間に先輩スタッフがいないことは初めての経験でした。
先輩スタッフから「心配なことがあればいつでも電話して。大丈夫だから。」等、お声がけくださったことがすごく嬉しかったです。
確かに訪問する時は「1人」ですが、いつでも支えてくれるスタッフがいるから「独り」ではないんだなと思いました。
私は多くの方に支えられてきました。
入社当時もそうですが、私は入社2年目、4年目の時に出産しています。
妊娠中のトラブルで急遽安静にしなければならないようなこともありました。
井芹さんをはじめ同じ看護スタッフから「しっかり休んでね」とお声がけくださったので、安心して出産を迎えることができました。
まだ子供が幼いこともあり、時短勤務にさせていただいています。
自分の家庭も大切にしながら、働けているので本当に感謝してもしきれません。
現在も多くの人に支えてもらっているのですが、これからは私も新入社員や出産・育児をしているスタッフの力になれればと考えています。
そのためにも看護師としての知識やスキルを磨いていきたい。
利用者様にもスタッフにも寄り添える人になりたいです。