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本日からオンコール翌日を公休に#神戸市#明石市#垂水区#訪問看護

本日より週休2日制に加えてオンコール翌日の公休を導入することになりました。
当ステーションでは概ね1回/週の頻度でオンコール当番が回ってきますので、当番を行った週は週休2日の公休に加えて、オンコール翌日が休み、つまり週に3日休みということになります。

訪問看護ステーションでは日勤(当ステーションの場合8:45〜17:30)後、オンコール待機(17:30~翌日8:45),その後通常日勤勤務といった業務形態が一般的です。中には、オンコール負担を軽減するために翌日を有給にするといったステーションもありますが、原則有給については従業員の意思で取得するものであり会社側から一方的に処理することはできません。また当ステーションのように子育て世代が多く在籍するような職場では、子供の体調不良等により有給を使用しなければならない可能性があるため、定期的な有給取得は現実的ではありません。

オンコール負担軽減へ向けた取り組み①

現状、当ステーションにおけるオンコール待機頻度は1回/週程度です。契約の兼ね合いでオンコール対応可能スタッフは12名(うち数名は育休・産休中)。現在は常勤採用の場合はオンコールを必須要件としていますので、オンコール対応可能スタッフ数は段階的に増加していく予定です。オンコール対応可能スタッフのマンパワーを拡大することで、月間のオンコール待機頻度を少なくすることが出来ます。

オンコール負担軽減へ向けた取り組み②

訪問看護ステーションの大規模化が重要となります。現在全国的に訪問看護ステーションの数自体は増加しておりますが、依然として1事業所における看護師数(常勤換算)が5人未満のステーションが多い状況にあります。
また、法人内に多くの常勤看護師が在籍している場合においても、多数の訪問看護事業所を運営している場合には1事業所あたりの常勤看護師数が少ないといったパターンもよくあります。
当ステーションでは1事業所に32名(常勤換算)の看護師が在籍しています。1事業所の規模を大きくしスケールメリットを最大限活用することでオンコール負担を軽減することは可能です。

オンコール負担軽減へ向けた取り組み③

日中の訪問看護内容を充実させることが重要になります。
充実というのは多くの時間をかけるということではありません。定められた時間の中で、看護内容を充実させることが私たちはプロフェッショナルであると考えています。そのためにも優先的に行うべき看護の的絞りができるアセスメント力を持つことが重要になります。
また看護を届けるという視点ではなく、訪問看護を通して安心を届けるという視点を持った関わりが大切になります。在宅療養者、ご家族の不安を軽減する関わりは、夜間のオンコール数を減少させることにつながります。

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